財務諸表(貸借対照表BSと損益計算書PL)への連携対象とシステムの組み合わせ

 日々の取引を記帳していき最終的には財務諸表(貸借対象表BSと損益計算書PL)を作成します。財務諸表に反映する取引は、支払いが発生する給与支払いなどの人件費の計上・従業員への経費精算・外部からの購買や委託費や返済など、収入となる回収がある売上などの販売活動、直接の入出金がない振替伝票、そして固定資産の登録や減価償却、原価計算や棚卸の在庫計上などがあります。大きくはこれらの取引を計上すると財務諸表は出来上がります。

 これらの項目ごとに各システムやツールを設定し、データを取り込み、または手入力していきます。
人件費であれば人材管理システム・勤怠管理システム・工数管理システム・給与計算システム、経費精算システム、購買管理システム、販売管理システム、固定資産管理システム、在庫管理・原価計算システム、回収・支払いを管理する債権管理・債務管理システムや銀行などのFB(Firm Banking)データなどがあります。

 これらを漏れなく適切に連携することで、財務諸表が完成し、経営への報告や分析・改善、税務申告に活用します。なお、各取引を管理するのに様々なシステムやツールが存在しますが、現在はワンパッケージとなっているシステムも多いので、そちらの方が運用管理はしやすいと思います。

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